階段の高さ

こんにちは。ペンギンホーム工務の有田です。

 

今週も引き続き、階段について深堀していきます。

今回は、階段の高さについてです。

 

建築基準法

 

まず、建築基準法で規定されている

階段の高さについてですが、

建築基準法では、蹴上（けあげ）23ｃｍ以下

とされています。

蹴上とは、階段一段辺りの高さです。

なので、23ｃｍ以下であれば大丈夫です。

 

階段の高さについての考え方

 

階段の高さを考えるには、

階高を把握しておく必要があります。

階高とは、床面から上階の床面までの高さの

ことで、住宅であれば1階の床面から2階の床面

の高さを示します。

この階高が仮に3000ｍｍだった場合に、

15段の階段を造ろうとすると、

3000ｍｍ÷15段＝200ｍｍ

で1段あたりの蹴上は20ｃｍとなります。

 

平均的な高さ

 

では、蹴上の平均的な高さが

どれくらいなのかというと、

平均的には、18～20ｃｍと言われています。

 

これより低ければ、つまずいてしまうという方も

いらっしゃるでしょうし、高ければ急すぎて

上りにくいという方もいらっしゃるでしょう。

 

家族ひとつをとってみても、

身長体格は様々ですので、一概にみんなが

のぼりやすい階段というのはなかなか難しいですが、

モデルハウス等実際に体験できる場に言った際に、

階段の高さについて考えながら見学してみると

良いかもしれません。

 

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