こんにちは。ペンギンホーム工務の有田です。
前回、屋根の形状についてコラムを書きましたが、
屋根の見た目を決まるの要素は他にもあります。
それが、屋根勾配です。
屋根勾配とは
屋根勾配とは屋根の角度のことで、
軒先から棟に向かってどれくらい角度がついているかを表します。
屋根勾配は1寸2寸…と表します。
数字が大きくなるにつれて、角度がついてきます。
ぱっと見ではわからない
屋根自体を下から見上げても
屋根勾配が何寸であるか判断をするのは
難しいですし、そもそも1寸がどの程度なのか
知っておかなければなりません。
〇寸勾配とは
〇寸勾配とは横に横と縦の比率を表しています。
つまり、1寸であれば1:10、2寸であれば2:10
となります。
これを計算すると屋根の角度が出てきます。
ちなみに1寸だと約5.7度となります。
勾配の役割
屋根に勾配をつけることで、雨や雪を
流す役割があります。
角度がついていないを屋根材の間などから
雨水が侵入して雨漏りの原因になりますし、
雪が大量に積もってしまったら、倒壊の危険があります。
適切な勾配の範囲は屋根材によって異なります。
屋根勾配で変わる見た目
屋根の形状が同じでも
勾配が違えば、見た目の印象は大きく異なります。
下図はどちらも切妻屋根ですが、勾配が違うので
見え方が違います。
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