こんにちは。ペンギンホーム工務の有田です。
指矩（さしがね）をご存知でしょうか？
ＤＩＹをされる方や、日曜大工をされる方なら
知っている方も多いと思います。
画像のような直角に曲がった定規のようなものです。
必ず一辺が長く、もう一辺が短くなっています。
この長いほうを長手（ながて）短いほうを妻手（つまて）
などといいます。
そんなさしがねですが、ポピュラーな使い方といえば
長さを測る、直角をとる、直線を引くといったところでしょうか。
しかし上記の使い方はさしがねのポテンシャルの
ほんの一部にしか過ぎません。
そこで今回は、さしがねの使い方の一部を
紹介します。
～角目・丸目～
さしがねの目盛にはｃｍや尺のほかに
角目・丸目という目盛りが付いているものがあります。
角目を使用すると、丸太などの円状のものから
正方形の四角が
どのくらいの大きさでとれるかがわかります。
丸目を使用すると、円状のものの円周が
すぐにわかります。
この情報だけでもなかなか知っている人は
少ないのではないでしょうか。
～30度、45度、60度、90度が測れる～
90度は角を使えばすぐわかりますが、
その他の角度も数学の知識を応用すれば
すぐにわかります。
45度はさしがねの角を端に当て、
両方の目盛りを同じ長さになるよう
もう一方の端に当てると
直角二等辺三角形ができるので
45度を測ることができます。
30度、60度は三平方の定理
1：2：√3という懐かしい知識を使って求めます。
Ａ：ＢをＡ：（Ａ÷2）になるようにすると
すぐに30度60度が出てきます。
この他にも使い方はまだまだたくさん！
長くなりそうなので、次回に続きます。
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